東京大学 ヘルスクオリティー・アウトカムリサーチ(HQOR)セミナー開催のご案内


日本小児がん看護学会のみなさま

さて、平成29年4月に東京大学医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンターが設立されました。その一部門であるヘルスクオリティ・アウトカムリサーチ分野では、ヘルスクオリティを評価できる方法論の開発、当事者による評価をアウトカムに据えた研究の展開、アウトカムベースで効果的かつ至適化された看護システムに関する知見の創出を行っています。
当分野では、2018年3月にヘルスクオリティー・アウトカムリサーチ(HQOR)セミナーを開催いたします。セミナーでは、小児がん患者やその家族のヘルスクオリティやアウトカム の向上を目指した看護・ケアに関する研究に長年携わっているPamela Hinds先生を講師としてお招きし、様々なお話を拝聴できる貴重な機会となっております。
みなさまのご参加をお待ちしております。

【日時】 2018年3月12日(月)、13日(火)、14日(水)、15日(木) 10:00〜15:00
【講師】 Pamela S Hinds先生
Director, The Children’s Research Institute, Children’s National Health System
【場所】 東京大学医学部3号館S101
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_04_j.html
【対象】 臨床の看護師、ポスドク、教員、大学院生(博士後期課程)
※ 基礎的な研究知識・手法を身に付けていることを前提する
(例えば、文献検索によるシステマティックレビューの仕方、文献の批判的吟味等)
※ 基礎的な量的研究・統計手法の知識を前提する
(例えば、度数分布表の作成、平均値と標準偏差の算出、相関係数に関する知識等)
【概要】 本セミナーでは、複数項目により構成される潜在概念の原理や測定方法に関する講義
を行った上で、文献検索やインタビュー調査等の演習を通じ、アウトカム・インジケ
ーターを作成・評価ができることを目的とします。
【日程】 3月12日(月)構成概念・多項目尺度と指標
3月13日(火)尺度作成のプロセス
3月14日(水)尺度の評価(1):実施可能性、内容・表面妥当性
3月15日(木)尺度の評価(2):信頼性、概念妥当性
【参加費】 無料
【申込手順】 ①氏名、②年齢、③所属、④専門分野を記入の上、todaikazoku-jimu@umin.ac.jp
まで、ご連絡ください。

ヘルスクオリティー・アウトカムリサーチ(HQOR)セミナーチラシ(PDF)ファイル